ショコラティエはさらに、農場ににこだわる
コーヒーを初めとした農作物と同じように、カカオの質を決める大きな要素は品種と産地ですが、土壌や育て方によっても味と香りに大きな違いが生まれます。
カカオはまるでスポンジのように、様々な臭いを吸収してしまいます。ワインと同様、土壌によって香りが違ってくるのです。また、ワインを寝かす木の樽の性質がワインに影響を与えるように、カカオ豆も乾燥、発酵の状態によって、様々な不純物からの影響を受けやすいのです。カカオ豆に限らず、上質な加工食品を生み出すためには、徹底した農場管理が大切になるのです。AMEDEIチュアオストーリー
農場によるショコラの風味を見分けるなど、現地に行かない限りできないことで、とても素人ができることではありません。日本では「○○農場からとれたショコラ」であることを謳ったものは、ほとんど流通していないからです。現在、一般消費者が手に入れられるのは、品種と産地が明記されたショコラです。
それらのちがいでも、しっかりと味を把握するのはたいへんなことなのに、ショコラティエは
チョコレートは産地、品種も重要だが 最終的にはブレンディングだ
といいます。
そう考えますと、チョコレート作りは、本当にプロの技ですね。ショコラティエのショコラは、世界のチョコレートの個性を見極めて作られているのです。
このようにブレンディングされた最高級のボンボンショコラもステキですが、純粋にその産地のチョコレートを食べるのもまったく悪くありません。なぜなら、ショコラティエでない私達にも、チョコレートの個性がわかるです。産地が明記された板チョコは、ここ数年コンビニなどでも手に入れやすくなっていますから、「これはベネズエラ?そっちはガーナ?」などとチョコをかじって、違いを味わってみるのも楽しいですよ。