チョコレートの魅力-チョコレートはワインのように-
チョコレートはワインやコーヒーのように味わうことができます。
ビギナーならば、甘いミルクチョコレートしか食べられない・・・ ブラックチョコレートは苦くて嫌、と思っているかもしれません。
しかしその苦味は単一ではありません。
経験を重ねるうちにチョコレートによって酸味や渋み(タンニン)、甘み、味の濃淡や凝縮感、コクがあることに気づきます。さらには豆の品種や産地まで推測できるようになるかもしれません。
チョコレートは立派な、大人の嗜好品なのです。
プレーンなチョコレートなら、産地や品種によって、カカオそのものが持つ茶葉、バニラなどの香りがしたり、ベリーの味がしたりします。ボンボンショコラになると、ショコラティエの手によりグレープフルーツ、ベリー、アニス、バジル等の素材が加わり、それらの様々な味と香りがカカオとマリアージュします(香りについて詳しくはアロマをご覧ください)。
チョコレートは味と香りの豊かなバリエーションと繊細なニュアンスを楽しむものなのです。
味×香り
ショコラは ワインのように、トップ・ミドル・アフターを、味覚と嗅覚の両方で楽しみましょう。
- まずにおいをかぎ、口に入れたときの味わいと香り(=トップ、ほんの1・2秒)
- 噛み締め溶けていく時の味と香り(ミドル)
- そしてのどに流し込んだ後に残る味わいと香り(アフター)
例えば、
最初ににおいをかいだときと口に入れたときの香りが代わり、ものによっては、最初のマイルドさから解けていくにしたがって特徴のある程よい酸味が加わったり、ベリー系の風味がしてきたりします。
アフターが長いチョコレートになりますと、口の中からはあらかたなくなってしまっているのに、その香りやまろやかな苦味が強烈に2・30秒間ものこることがあります。
それは至福のひとときです。